3つの異なる模様は、カレル・マルテンス氏によって開発されたピクセル・システムによって構築されています。もともと紙への印刷用に使われていたピクセルをニットに正確に変換したもので、いわば各ステッチがピクセルを表しています。
カラーは裏表で反転した3種類のデザイン。セントリック、ドット、スクエアのパターンは、クッションの立体感で遊ぶようなデザインです。
このクッションはカリモクの愛知にある本社工場にて、特殊な織機を用いて生産されています。ニット製品を一体型で編み上げる方法で、この技術を使うことで、縫い目がなく、スムーズでシームレスな仕上がりが実現します。
Karimoku Commons Tokyoにて、2022年6月~7月の間、1Fのギャラリースペースにおいて、開催された展示Karel Martens Exhibition「Tokyo Papers」。
本展では、オランダのグラフィックデザイナーでありタイポグラファーであるカレル・マルテンス氏が2019年から2020年にかけて制作した「Tokyo Papers」の作品の中から32枚のオリジナルプリントを、日本で初めて展示しました。
1939年生まれのオランダを代表する国際的に著名なグラフィックデザイナー。ポスター、版画、編集と活躍する分野は多岐に渡る。
オランダの建築雑誌「OASE」のデザインティレクターを務め、数々の章を受賞。2012年には3年に一度タイプフェイスの領域で大いに貢献した者へ授与される「ゲリット・ノルツィ賞」を受賞。1997年に「ヴェルクプラーツ・ティポグラフィ(WT)」を設立、エール大学芸術校でワークショップを開始し、教鞭をとり教育者としても世界的に影響を与え続けている。
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