形や色が異なる2つのパーツでできています。積み換えが可能なのでお好みにアレンジしてお楽しみください。
丸、四角、円柱。
幾何学的なフォルムで構成される「組器」は、デザインをWAKA WAKA、製作をカリモクが担当している一輪挿しのシリーズです。
伝統的な茶室の「床の間」をモダンに演出することを考えてデザインされたこのプロダクト。カラフルな色で空間にアクセントを付けつつ、淡い色の下に透けた木目から、しっとりとした木の質感が感じられます。
使っているのは愛知県や三重県を中心とする国産のヒノキ材で、「身近にあるものを使う」という日本の茶室の考え方がその材料からも表れています。デザインを担当したWAKA WAKAの奥田氏は、以前より茶室の精神性に興味を持っていたとのこと。
「お花屋さんの花でなくても、散歩中にみつけた道端の草や花、雑草も主役になれるような花器を。草花を生けることを身近にできるような生活をこの一輪挿しで提案できたら。」と語ります。
置く場所や生けるものを制限せずに、それぞれの生活に自由に合わせてもらいたいという奥田氏のデザインは、ものを使う楽しみを教えてくれます。
「組器」という名前は、シンプルな形が組み合わさった木のおもちゃの「組木」のような一輪挿しの姿から名づけられました。シンプルながらも、どんな空間にも合うように、ボリュームとディテールに拘りが込められています。
種類によっては自由な順番に組み替えることも可能。花の種類、色、大きさ、背の高さ、そして組器を置く空間、時間、季節に合わせて様々な表情をみなさまのアイディアと共にお楽しみください。
素材は、ヒノキの集成材を使用しています。天然木を使用しているため、木目の美しさや個性をお楽しみいただけます。
種類は、「SET VASE くみき」、「SET VASE きくみ」、「SET VASE きみく」、「SET VASE みきく」の4種類があり、木部分ではそれぞれカリモク家具のアイテム同様、ウレタン塗装が施されています。一輪挿しではありますが、長時間濡れた状態が続くと塗装が浮いてしまう可能性があるので、水がかかった時は優しくそっと乾いた布で拭きとってください。
WAKA WAKAは、奥田慎一郎氏が木製家具や機能的なオブジェクトをハンドクラフトで手掛けるロサンゼルスを拠点としたデザインスタジオ。作られる作品は、座るオブジェのコンセプトから実用的なオブジェクト、そして空間デザインまでと多岐にわたる。そのどれもがシンプルさ、繊細なディテール、そしてユニークなプロポーションに対する独自の解釈を表現している。
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