YUKI FUJISAWAのものづくりの記録を大切に綴じた一冊
箔や染めの手仕事をおこなうYUKI FUJISAWAのものづくりを、2023年秋から2025年のはじまりにかけて言葉と写真で記録し、一冊の本のかたちに大切に綴じました。
日本で唯一の女性の手磨りの宝石研磨士や、魔法のような作品をつくる木彫作家、レーベルの顔であるアランニットを編み上げるニッター……。さまざまな手仕事とともに生きる人の工房や生活の場を訪れ、自らの手で人生を編んでいく生き方や、手でつくる力に宿る希望を綴った、YUKI FUJISAWAの初書籍です。
“手仕事の一回性や唯一無二性は、命のそれと同じだと気づいて、そう考えると、手でつくることを愛することは、生きることそのものを肯定することなのかもしれないと思い至る。”
──「はじめに」より
“社会と関わりながら、面倒でも手間がかかっても、浪漫を感じられる小道へ、好きな人たちと手を取り合いながら歩みを進めよう。ほかの誰でもない自分だけができるやり方で。”
──「あとがき」より
目次
・はじめに
・宝石研磨士・大城かん奈さんが生みだす光 Fragments of Quartz
・旅の話(1)スウェーデン・デンマーク 小さなお土産たちが語りだす、旅の記憶
・旅の話(2)バルト三国 暮らしの営みや、文化をつないでいくこと
・旅の話(3)アイルランド・帰国 本当の願いや祈りが込められた服
・アランセーターお披露目会に向けて。夢のような一日を
・なんでもつくろうとすること。「つくる」力を、自分の内側にたずさえて。木彫作家 “ うまのはなむけ ” のアトリエへ
・すべてわたしが見たもの。糸から伝わる、世界の手触り。朗読会&お披露目会の一日
・編みながら生きていけるという夢を、共に見る
・Aran Hand-Knitted 2024(モデル:カネコアヤノ、kanae)
・YUKI FUJISAWAについて
・この本を一緒につくった人たち
・あとがき
*すべて手作業で仕上げているためインクや箔がかすれている場合があります。手仕事の風合いとしておたのしみください。
*表紙の箔は一点一点異なります。
YUKI FUJISAWA
ヴィンテージ衣服のアップサイクルや、ハンドニット、箔や染めによってファッションの新たな価値を形づくるテキスタイルレーベル。近年の制作に、NHK 連続テレビ小説「おかえりモネ」タイトルバックや、ラグジュアリージュエラーTASAKI への作品提供。青葉市子やカネコアヤノ、劇団マームとジプシーなど様々なアーティストへの衣装制作や舞台装飾も行う。
Web:https://yuki-fujisawa.com
Instagram: @yuki__fujisawa
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